WORK is LIFE

生活のいろいろ

ブライダルジュエリー制作にあたって"結婚式の意味"から考えた

2022年のチャレンジとして、

妹の結婚式に合わせてブライダルジュエリーを作らせてもらいました。

 

 私にとって妹は癒し系で、

家族の中で一番年下ですが、私が風を引いていると心配してくれたりと、面倒見がいい子でした。

 

妹は5つ下なので、生まれたときのことも記憶に残っていて、

そんな妹が結婚、しかもすごく素敵な方と、

ということがとっても嬉しい!

 

妹の結婚式にあたって、

“何か私にできること、私だからこそできることはないかな?”

と考えました。

 

そうして考えているうちに

“祝福の思いを込めてジュエリーを制作したい”という気持ちが湧いてきました。

 

その頃、まだ彫金技術の基礎を習い終えたばかりで

私がつくっていいのだろうか…という気持ちもあり、

妹に提案しようか迷っていました。

 

たまたま会う約束をしていた彫金友だちに私のアイデアを話してみました。

その彫金友だちは、

友人にブライダルジュエリーを制作してプレゼントしたことがあり、

その思い出を話してくれました。

そして、

「やったらいいと思う。妹さんも喜ぶと思う。」

と後押ししてくれたことで気持ちが固まりました。

 

妹に話してみたら、

「いいの?」と遠慮されたけど、

「もちろん!むしろ作らせてほしい」

とお願いして決まりました。

 

貴重な機会を演出するアイテムの一つとしてオリジナルジュエリーを制作したい”

という気持ちで制作がスタートしました。

 

 

デザインを考えるにあたって、

「 結婚式/披露宴の意味は何だろう?」ということを先ず最初に考えました。

 

結婚式/披露宴は、

「主催」は結婚するお二人、

式場を選んだり、食事メニューを選んだり、映像を考えたり…など、

「演出家」も結婚するお二人、

式の「主役」も結婚するお二人

 

ということを考えると、

周囲の人への誓いやこれまでのお礼の気持ちを込めたおもてなし

の意味があるかな、と思いました。

それから、結婚するお二人にとっては人生の節目のセレモニー

という意味があると思いました。

 

 

壁にぶつかって挫けそうになったときもありましたが、

頭の中に結婚する姿を思い浮かべました。

そうすることで自分自身を励ましてパワーにしていました。

 

半年に及んだ制作の末、

いよいよ当日。

 

私自身が制作したブライダルジュエリーを身につけて、

教会の扉から登場する妹を見たとき、

私はどんな気持ちになるのだろう……

 

 

楽しみです。

 

行ってまいります!

それでは!

 

 

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