彫金の道具を少しずつ買い揃えていますが、
刻印を打ってみたのでご紹介したいと思います。
目次
1.刻印についての簡単な説明
ジュエリーの地金には刻印がされています。
SV925、Silver、K18とか。
彫金の打刻のときに使う道具はさまざまあります。
日本で昔から使われていたのは松ヤニです。
こちらですね▼
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一緒に購入した木製のヤニ台はHARP社のものを購入しましたが、
それとほとんど同じヤニ台です▼
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使いはじめるために、
先ずはモデリングコンパウンドを溶かしてヤニ台にこんもりと盛り付けます。
②上からお湯をかける
モデリングコンパウンドは60℃のお湯で柔らかくなるので沸騰した熱々のお湯でなくても大丈夫です。
手にお湯がかからないように、ヤニ台を斜めにしてお湯をかけました。
③一枚では足りなかったので、もう一枚を折って乗せ、その上にお湯をかける
④一体化させたら完成
セットできました!
それ自体はあまり熱くなかったです。
これで準備はOKです。
準備ができたので、
早速刻印を打ってみました!
②パーツを埋め込む
刻印を打つ位置は隠れないようにしながら、周りはがっちりホールド。
試作中のネックレス留め具^^
③ヤニ台をベンチバイスにセッティング
彫刻台がある場合はそちらの方が手元を扱いやすいと思いますが、
私はベンチバイスで代用しました。
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50mmサイズの物で充分はさみ込めました。
④「シルバー」の刻印とおたふくで打刻
見事に文字がブレました…。
パーツ自体も曲がってしまいました…。
コンパウンドはしっかりと固まってから打刻するのが良さそうです!
そしてブレないように練習していきたいと思います!
5.やってみて…
最初の準備などは手探り状態でしたが
火傷もせずに簡単に準備が整えられました😊
松ヤニはそのときがきたら購入して扱っていきたいと思っていますが、
道具を代替することで
手っ取り早く、簡単に刻印ができるようになったので
とっても満足です!
はじめてなので打刻はうまくいきませんでしたが…
反省点を活かし、練習をして成功につなげていきたいと思います!
それでは!
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