池袋の喫茶店『皇琲帝』
池袋はカフェや喫茶店が多くて、
近くへ行く度に開拓したくなるエリアです。
『皇琲帝』さんは、
“ヴィンテージカップで提供してくれる”
という説明書に惹かれました。
平日の日中、
お店の中はかなり照明を落としていて、薄暗がり。
席は半分ほど埋まっていて、
談笑している若い男女、
読書をしている紳士がいました。
いい雰囲気。
白シャツにベスト、サロンを装ったギャルソン。
店内に入ると席を案内され、お水とおしぼりを持ってきてくれた。
メニューには、ブレンドやストレートの珈琲、紅茶、
そしてケーキもありました。
最近の私の好みの味は、
苦味が少ない珈琲。
ですが豆の種類にはあまり詳しくないので、
ギャルソンさんに聞いてみた。
珈琲はコロンビア スプレモ、それとチーズケーキを注文。
駅から来た道路側は、ステンドグラスの窓になっている。
その窓に沿って、コーヒーカップの棚が設られていて、
美しいコーヒーカップが並べられている。
さらに窓側は、カウンター式キッチンになっていて、
窓の方を眺めると、
カウンター内でコーヒーを淹れているバリスタ、
美しいコーヒーカップのコレクション、
ステンドグラスに差し込む光…
と、とても美しい光景になっている。
漂ってくるコーヒーの香り…
テーブルのシュガーポットは輝いていてジュエリーのよう…
コーヒーが運ばれてくる前から
喫茶店の非日常感に浸っていました。
コロンビアのコーヒー、
淹れたては酸味がなく、
クセもなくてとても飲みやすい味でした。
美味しかったです。
チーズケーキはギュッと詰まった食感。
ほとんど膨らみはありません。
焼き色もついていないので、どうやって作っているんだろう?
と不思議に思いました。
適度な酸味とチーズの優しい風味が美味しい。
オーダーしたコーヒーにも合っていました。
コーヒー1杯だけど、
内装、食器、店員さん、全ての要素が
“味わう時間”を演出していました。
とてもいい時間を過ごせました!
それではまた!