WORK is LIFE

生活のいろいろ

神奈川県二宮町『日用美』さん

湘南新宿ラインの小田原行き電車に乗り、

大磯のとなり、二宮駅で下車。

 

私の地元の駅のように、

ひっそりとした駅。

 

そこから歩いて5、6分ほど歩いたところに『日用美』さんがあります。

 

 

Googleマップを見ながら

細い、蛇行した路地を進む。

マップで確認しながらも、

道が合っているかどうか不安になる路地。

 

ちょうどそこで

 

「日用美さん?」

 

と声をかけてくださった淑女。

 

私が「はい!」と答えると、

 

「こっちよ」

 

と行き先を教えてくださいました。

 

同じ方向へ、

ワンちゃんを乗せたカートを押しながら進む淑女。

写真の看板の先は急なスロープになっていました。

湿度の高い、暑い日、

カートを押す淑女のあとを

一歩一歩と進んでいきました。

 

スロープを登り切ると

ようやく姿を現す建物。

 


古民家を改装したこちらの建物は、

和の要素も残しつつ、

イカラさもプラスされたような、

独特な佇まい。

 

 

スロープを登り切った達成感が重なり、

雑誌で見ていた日用美さんにたどり着けた嬉しさは倍増した気がしました。

 

 

店内には、

食器やカトラリー、照明、アクセサリー、革小物、

洋服、フレグランス…

 

センスのいい、作家さんの作品が並べられていました。

店内も素敵でしたが、他のお客様もいたので、

撮影は遠慮しました…。

 

 

ゆったりと時間が流れるような雰囲気は

二宮の駅に降り立ったときから感じられ、

『日用美』さんがここに存在することが極自然なことに思えました。

 

建物にたどり着く前の急なスロープは、

ジブリ映画『千と千尋の神隠し』で

千尋が神様の世界へと迷い込んでしまう場面のようでもあるし、

となりのトトロ』で

メイちゃんとサツキが草むらをかけ分けて進んでいった先に、

トトロを見つける場面のようでもありました。

 

 

物語の世界へと引き込まれていくような

好奇心と不安を感じさせ、

建物の魅力をより引き出すための効果的なアプローチだなぁ、

なんて考えていました。

 

そのためにわざとつくられたスロープではないところが

いい意味で“にくい”。

 

 

購入させていただいたルームスプレーは、

また改めてご紹介しようと思います!

 

 

それでは!

 

 

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