WORK is LIFE

生活のいろいろ

『嫌われる勇気』を読んで私が意識して取り組みたいこと

ベストセラーになったアドラー心理学の書籍を読んでみました。

 

初版は2013年、10年も経とうとしている本ですが、

いまだにどこの本屋さんでも並び、目にすることの多い本。

 

 

教員時代にはアドラー心理学の勉強もしていたので

アドラー心理学自体は知っているし…」

なんて思い、遠ざけていました。

 

でも今になって

「どうして売れているのか知りたい」

そういう気持ちも生まれてきて

読んでみました。

 

読んでみて、

すごくよかったです。

 

 

まず

アドラー心理学自体は知っているし…」

と思っていた自分でしたが、

知っていることと実践できていることは別なんだと認識しました。

実践できていない自分に気がつくことができました。

 

忘れていた部分も多く、

読んでみて、かすんでいた記憶が蘇ってきた感覚でした。

「あー遠い昔にそういえばそんなことを知ったなぁ」

という感じで。

 

アドラー心理学を読んで、

私自身に足りないこと、もっと意識したいことを簡単にご紹介します。

  1. 目的論
  2. 課題の分離
  3. 「いま、ここ」に集中する

 

1.目的論

フロイトの心理学が「原因論」であることに対して、

アドラー心理学「目的論」です。

 

目的論とは、

心理的な反応は全て、その人自身の目的を達成するため起きている

と解釈することです。

 

これを読んで思い当たることがありました。

親がスマホのことで聞いてきたときに

すごく面倒に感じてイラッとして(笑)

冷たい態度を取ってしまいます。

 

それを目的論で考えると

“父母よりも知っているのよ” とか

“頼られることへの優越感”を得たい、

要は、承認欲求を満たす目的が私の中に潜んでいたのかな、

と思い当たりました。

 

そこはね…、修正していきたいなと思います^^

 

2.課題の分離

課題の分離とは、

誰の課題なのかをはっきりとさせることです。

 

思い当たったのは…

父母の老後生活に差し当たってのことです。

 

子どもである私の立場からすると気になってくるのは

老後の生活をどうするのか。

どちらかが先に亡くなったあとのことなども含めてです。

 

それと、遺産をどうするのか。

うちの遺産は大なり小なり、または負の遺産だったり…

私自身は実態を全く知らない状態です。

プラスにしろマイナスにしろ、一体どうするの?

少しでもプラスになるようなことは考えて取り組んでいるの?

 

やらないといけないことは

さっさと終わらせたい私としては

父母の老母に関して

気を揉んでしまうこともあります…。

 

これも課題の分離でいえば、

父母の課題、なんですよね。

 

私が口出しをすることではないと思いました。

ただ、父母に代わって情報を収集して伝えたりなど、

私にできることはあるのかな、ということも思いました。

 

3.「いま、ここ」に集中する

「人生とは連続する刹那」

 

点のような一瞬一瞬が重なり、それが人生になる

ということがアドラー心理学の考え方です。

 

一日一日の過ごし方を疎かにしてしまいがちです。

やりたいことは大抵やっているけど、

だら〜と過ごしてしまったり、

スマホを見て時間がけっこうすぎてしまったり…。

 

本の中ではこんな言葉も出てきます。

「人生は常に完結している」

一日一日を真剣に、

「いま、ここ」を生きていれば

いつ、何歳で亡くなったとしても

人生は完結している、という考えです。

 

以前ブログで、

いつ死ぬかわからないから、

選択に迷ったときには、

“もし明日死ぬとしたら今どうしたい?”

明日でなくても、1ヶ月後でも1年後でもいいのですが。

 

常に後悔のない選択して充実した人生にしたい、

そういう内容を載せたことがありました。

 

その考えにもつながるな、と思いました。

 

本を読んで改めて一日一日を振り返ると、

怠惰な一日もあったりして…

(それが幸せで必要なときだったらいいのですが)

まだまだやれるんじゃないの!?

と、思いました。

まだまだやろう!

今日を真剣に生きよう!

と意識していきたいなと思いました^^

 

 

以上、『嫌われる勇気』を読んで私が意識して取り組みたいこと、でした!

 

「今更読んでもなぁ…」と思っている方にもぜひおすすめです!

 

それでは!

 


 

 

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