パリへ来る前、見たいと思っていた美術館は、
パリ装飾美術館
ピカソ美術館
イブ・サンローランパリ美術館
フォンダシオン ルイ・ヴィトン…
全部見られない。
歩いてでも行ける距離にあるのに…。
これだけは展示会を最後まで出来なかったことよりも歯痒い気持ち、と言ってもいいかもしれません。
悔しい!
ということで、フォンダシオン ルイ・ヴィトンの建物を外からだけでも拝見したい、と散策しに行きました。
ブローニュの森に隣接しているとても落ち着いた閑静なエリア。
美術館は閉館しているので周りにほぼ人がいなくて独り占めできました。
大きな船を思わせるような形。
なだらかな面がいくつも重なり、風を感じるようなデザイン。
大きくて存在感があるのに、曲面と空間の組み合わせと、周りの景色が写り込むガラス張りの効果で、柔らかくて軽やかな印象がある。
ガラス面がつくりだす影は透明感を生み、海を連想させる。
ちょっとした時間でしたが、本当に見れて良かった。
フランク・ゲーリーと安藤忠雄がコラボレーションして作られたオブジェが兵庫県にありますが、建築物は日本にありません。
作品や良いものを生で体験することの良さを、改めて感じました。
日本に帰っても貪欲に良いものに触れていこう、と思います。
それでは!