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Qui,Qui,Quippie's diary

毎日の色々なこと。ダイエット・食事・旅行・買物の事など。

いわしの天ぷら

近所のスーパーが閉店になるって。

 

駅からは遠くて、近くにはもう1つ、こじんまりとしたスーパーがあって、さらに徒歩5分〜10分のところに大手のスーパーが2店舗ある。

 

寂れた商店街の小さいスーパー。

 

私はここが好きだった。

 

惣菜が手作りで、私が仕事帰りに立ち寄ると半額になっていてお手頃なんだ。だから好きだった。

 

ロースかつはお肉が柔らかくて衣はさくさくだったし、春雨サラダだって美味しかったし、野菜の煮物だって美味しかった。

 

お魚の煮物は、家で魚料理をするのが面倒だけど魚を食べたいときにとても重宝したし、美味しかった。

 

鮮魚コーナーのお魚は新鮮で値段も手頃で、利用はほとんどしなかったけど、いつも必ずチェックしていたんだ。

“このお魚はどう調理するんだろう”“3枚卸にしてくれるのかな”とか密かに考えて買う機会を伺っていたりしたんだ。

 

キッカケって難しい。

 

ついこの間もお魚を眺めるだけで、結局いつものお惣菜コーナーへ。チキンカツにしようか散々悩んだ末、いわしの天ぷらを手に取ると、惣菜のパックに半額シールを貼っていたおっちゃんが、

「いわしの天ぷらお買い得だよ、今日築地で仕入れて新鮮なやつだからね」

なんて答えていいやら分からず、「ふふふ」と私は笑みを浮かべた。

(・・・築地ってまだやっているの?)


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パックに入っている惣菜も、お皿に盛りつければ見栄えがよくなる。

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いわしは本当に美味しかった。身が厚くて柔らかかった。

 

このスーパーの一番良いところは人間味が感じられるというか、アットホームな感じがするというか、ハートフルな感じだ。

一つには照明がある。

多分大手のスーパーはとても明るくしている。なぜだかわからないけど、コンビニもとても明るいし、夏の夜、街灯に虫が寄ってくるように、明るいところに人は吸い寄せられるようだ。

でもこのスーパーは人工的な超明るい環境ではないからアットホームな感じがするのかもしれない。

もう一つは、お店独自の曲が流れていないこと。よく大手スーパーではその店の曲が流れていて、頭の中でぐるぐる流れるんだ。お店の前に到着した段階で曲が頭の中で流れ出し、オートマチックに店内へ吸い込まれる。

 

貧富の二極化が進めば、一方は高級スーパーを利用するのだろうが、もう一方ではより安いものを求めるようになるしかない。そうなると大手スーパーが強いわけで、町のこじんまりとしたスーパーは利用されなくなりどんどん消えていくんじゃないか。

 

あのレジの金髪のにーちゃんは今後どうするんだろう?

 

惣菜コーナーのおっちゃんは?鮮魚コーナーのおっちゃんは?

もうガラポン抽選会もないのか。

 

なんだか寂しい。

 

この流れを止められない。私だって生活に余裕はないから安いものを求めるんだ。